メールマガジン バックナンバー

 第10号 (2011.11発行)

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本メールは、メールマガジンメンバーの皆様および、お問合せ、イベント・
セミナー等にて名刺交換させていただいた方にご連絡いたしております。
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メルマガメンバーの皆様へ


今回は、これまで何回かに渡ってご紹介してきました「見通す経営」と
「建設業」の業務テンプレートと連動させた実装ケースをご紹介いたします。


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+ 目次
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1.Innovation Family™ 「見通す経営-建設業テンプレート」のご紹介
2.関連記事のご紹介
3.メールマガジン バックナンバーのお知らせ

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株式会社 東條経営科学研究所 http://www.tojolab.com/

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1. Innovation Family™ 「見通す経営-建設業テンプレート」のご紹介
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Innovation Family(TM)「見通す経営」は「一般会計」、「将来会計」を内蔵した、
会計&経営支援ソリューションです。
経営支援システムとしてのみのご採用ももちろん可能です。
業種にかかわらずご採用いただけますが、建設業様の他、受注型製造業様、
各種サービス業様には、より著しい成果を上げていただけるものと考えております。


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【1】実装ケース“建設業向け「見通す経営」”での処理
【2】「見通す経営」の狙い
【3】終りに

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【1】実装ケース“建設業向け「見通す経営」”での処理
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 ├(1)“建設業向け「見通す経営」”の想定
 ├(2)営業所での処理
 └(3)本社での処理ならびに営業所との連携


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(1)“建設業向け「見通す経営」”の想定


“建設業向け「見通す経営」”では、以下のような想定を致しております。


┣【資料1 建設業向け Innovation Family™ (TM)-見通す経営 業務イメージ】
    ---> http://www.tojolab.com/t_page10_2010_mail_maga_files/tmsl_mg_no10_01.pdf


◇お客様よりいただいた住宅建設のご注文に基づき、営業マンが
 受注入力をします。
 営業マンは、お客様よりの受取金額と入金時期もこの時点で入力します。

◇工事担当者は、実行予算書にしたがって、適切な時期に個々の工事の発注
 を行います。
 この時、工事担当者は、発注金額とともに検収予定時期も入力します。

◇一方、本社経理部門では、現場と適切に会話しつつ、入金処理と、支払
 処理を行います。
 さらに、月次決算、必要なら日次決算や、年度決算を行い、会計処理を
 行うものとします。


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(2)営業所での処理

まず受注できた時点で、営業マンが受注入力を開始することから始まります。

受注入力の画面をご覧ください。

┣【資料2 建設業向け Innovation Family™ (TM)-見通す経営 受注画面】
    ---> http://www.tojolab.com/t_page10_2010_mail_maga_files/tmsl_mg_no10_02.pdf


これは一般的な、住宅建設受注システムと殆ど変わりません。
すなわち、今までの業務処理システムと殆ど変らないのです。
ただ、少し異なる点もあります。すなわち「着手金、中間金、最終受取金額」
等が記入されており、同時にその予定日付も記入されています。

一般の建設業システムでも、これらのデータも入力してはいますので、入力と
いう観点からみれば、何も追加負担はかからない、といって良いでしょう。

まだ、受注時点では、着手金も中間金も受け取っていない段階ですが、
「見通す経営」では、この入力を行った途端に、将来仕訳が起きるようになって
います。

以降は会計処理の部分が自動的に転記、残高更新をリアルタイムに行います。

すなわち、受注時点で、予定の日程で着手金、中間金、売上計上、入金損益
などが損益計算書や、貸借対照表に反映されるようになっているのです。

一方、工事担当者は、発注入力を行います。施工工種毎に業者に発注し、
工種明細も入力していきます。

発注側も画面を参照ください。

┣【資料3 建設業向け Innovation Family™ (TM)-見通す経営 発注画面】
    ---> http://www.tojolab.com/t_page10_2010_mail_maga_files/tmsl_mg_no10_03.pdf

一般の建設業システムと同様な入力画面ですが、異なる点は、発注日、検収日、
支払日を予定として、日付を入力する点です。
この日付を与えられると、「見通す経営」では直ちに将来仕訳を行います。
以降は、さきほど述べたとおり会計システムが走ります。

これらの受注や発注後、計上されるまでに生じる変更につきましては、変更入力を
行うことでいつでも変更することができます。
変更の都度、将来仕訳が行われ内部は正しく保たれます。


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(3)本社での処理ならびに営業所との連携



一方、本社の経理部門では、現場部門と連係しつつ、金銭の授受の処理を行います。

すなわち、ある工事で、着手金を受け取った時には、実績データとして、受け取っ
た日付、金額、現金なのか預金なのかといったことを入力します。
入力した途端に自動仕訳が行われます。
これは、将来仕訳ではなく、一般の財務会計の処理を自動化したものです。

同様に発注し、検収が完了したものは、一定の期日後に支払う必要があります。
この支払処理は本社経理部門が行うことを想定しております。
「見通す経営」では、実績の支払日を入力するだけです。これが入力されると直ちに、
自動仕訳がおこなわれ、会計処理につながります。もちろんリアル・タイム処理です。

このように現場と本社が、同じような画面を使いながら、連携することを想定して
います。
現場部門におられる方々の多くの情報は、本社部門の人たちとも共有されます。
例えば、いつ支払わなければならないか、などという情報は、現場でも、本社でも
分かっていることになります。この連携は会計データが中核となってなされている
のです。
このような現場と本社部門の情報の共有による連携の強化は「見通す経営」の
狙いの一つです。



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【2】「見通す経営」の狙い
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ただ、最も主要な狙いは、経営の先を見通せることです。
「見通す経営」は会計機能を内蔵していますから、会計における3大帳票である、
従来からの損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書をいつでも要求が
あれば出力できることはもちろんですが、加えて、受注や発注という従来の帳票
にはなかった勘定科目を含め、将来のデータを含めた“見通し財務諸表”が出力
できることにあります。

参考資料をご参照ください。

┣【資料4 建設業向け Innovation Family(TM)-見通す経営 財務諸表】
    ---> http://www.tojolab.com/t_page10_2010_mail_maga_files/tmsl_mg_no10_04.pdf

この資料には、実績月、翌月、翌翌月、翌翌翌月の見通しが表示されています。

少し、厳しい言い方になりますが、過去のデータを、管理会計等の手法でいくら
分析しても、死んだ子を追いかけているだけです。

「見通す経営」では将来がわかるのです。

しかも、将来の受注残の推移をみることもできます。もし、これが減ってくると
会社としては、将来の売上が見込めなくなりますから、対策が必要になります。
また、貸借対照表から、現預金がマイナスになれば、資金ショートになります。
そうなれば、売掛金、買掛金、受取手形等を見ながら対策を打つ必要があります。
早めにこれらがわかりますので、対策の幅が広がります。

逆に積極的に、全社のみならず部門やセグメントの見通し諸表を活用し、部門や
セグメント毎の受注目標を明確にすることで、苦境を乗り越え、事業の発展のた
めに、皆が考え行動する組織へと脱皮させることもできます。
組織力強化による事業の推進は、より大きな効果を生み出すと思います。
それは、変化が激しく先を見ることの困難な時代に、企業にとって柔軟で、
力強い競争力の源泉となると確信しています。




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【3】終りに
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以上、Innovation Family(TM)「見通す経営」は、会計&経営支援ソリューション
として、会計の最も基本である3大帳票を経営活動の上でも活かしていこうと考
えています。
理由は、これらの会計帳票が経営者も部門長も担当者も理解できる共通の形式で
あり、関連する方々が、一緒になって対策を考えることができる土台を作ろうと
しているのです。
それは、企業のイノベーションのきっかけになると考えています。

このように弊社では、企業の発展を支えるITソリューションの開発に邁進する
所存です。

また、各企業様には、ご要望に応じた形で実装するためにコンサルティングと
構築支援も提供させていただく所存でございます。いつでもご要望があれば、
参上いたしますので、ご一報いただければと存じます。

よろしくお願い申し上げます。


株式会社 東條経営科学研究所 http://www.tojolab.com/

-------> 弊社宛て問い合わせメールは、mailmg-toiawase@tojolab.com まで

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2. 関連記事のご紹介
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 今回ご紹介した「見通す会計」で実装している機能は、サピエンスに搭載されて
 いる強力なエンジンにより、開発しています。
 以前当メルマガ第3号にて、ご紹介した開発の優位性サピエンスの記事がござい
 ますので、ぜひ一読ください。

-------> 【Topics】基幹業務開発のQCDに対するサピエンスによる開発の優位性
http://www.tojolab.com/t_page20_00_topics_sapi_01_00.html


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3. メールマガジン バックナンバーのお知らせ
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ホームページ上のメールマガジンのご案内ページには、バックナンバーを
ご覧いただけるようになっておりますので、こちらも併せてご利用いただければ
と存じます。


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メールマガジンのご案内
http://www.tojolab.com/t_page11_00_mail_magazine.html
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また、記事のリクエスト、ご質問その他、ご意見などございましたら、是非お聞
かせいただければと思っております。


-------> 弊社宛て問い合わせメールは、mailmg-toiawase@tojolab.com まで


今後とも弊社へ、ご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


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(株)東條経営科学研究所 http://www.tojolab.com/
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〒158-0095 東京都世田谷区瀬田5−37−13
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E-Mail : mailmg-toiawase@tojolab.com
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