メールマガジン バックナンバー

 第11号 (2011.12発行)


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本メールは、メールマガジンメンバーの皆様および、お問合せ、イベント・
セミナー等にて名刺交換させていただいた方にご連絡いたしております。
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メルマガメンバーの皆様へ


2011年(平成23年)も師走になってしまいました。
本年1年間、メルマガをお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
今回は、弊社の本年1年間の取組を総まとめさせていただきたいと思います。


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+ 目次
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1.Innovation Family™ (TM) 「見通す経営」の取り組み
2.関連記事のご紹介
3.メールマガジン バックナンバーのお知らせ

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株式会社 東條経営科学研究所 http://www.tojolab.com/

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1. Innovation Family™ (TM) 「見通す経営」の取り組み
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Innovation Family(TM)「見通す経営」は「一般会計」、「将来会計」を内蔵した、
会計&経営支援ソリューションです。
長年育てあげてきたこのソリューションについて、本年の取り組みを中心に
以下の観点で記載させていただきます。


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【1】Innovation Family™ (TM)
【2】将来を見通し、日次決算を実現する「IF-見通す経営」
【3】今後の重点取組--「IF-連結決算」

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【1】Innovation Family(TM)
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まず、最初に「Innovation Family」につきまして概説させていただきます。

「Innovation Family™ 」は弊社の登録商標で、平成23年3月4日に承認登録されて
おります。

Innovation Family™ は、弊社の基幹システムのコアソリューションで、いずれの
コンポーネントもサピエンスにより、開発されております。

コアソリューションをご提供することにより、お客様のご要望にあったカスト
マイズを自由自在にかつ、短期間に行うことを目標としています。

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現在のラインアップは以下のとおりです。

[1] 経営関連 :「IF-見通す経営」 (前提:会計関連コンポーネント)
[2] 会計関連 :「IF-財務会計」「IF-将来会計」「IF-会計元帳」
        「IF-IFRS」
[3] 人事関連 :「IF-給与」「IF-勤怠」「IF-人事」
[4] 販売管理 : 改訂中
[5] 仕入管理 : 改訂中
[6] 在庫管理 : 改訂中

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Innovation Familyは、リアルタイム処理を基本とし、WebによるUIを
提供します。


株式会社 東條経営科学研究所 http://www.tojolab.com/

-------> 弊社宛て問い合わせメールは、mailmg-toiawase@tojolab.com まで

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【2】将来を見通し、日次決算を実現する「IF-見通す経営」
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「IF-見通す経営」は、本年年央より、弊社が精力的に取り組んできた課題で
あり、ドラッカーが2002年発刊の著書『ネクスト・ソサエティ-歴史が見たこと
のない未来がはじまる』の中で主張していた「データ処理」と「会計処理」を
統合するシステムです。

ドラッカーが「私の孫の世代」には実現できるかもしれないと主張していたシス
テムを、実現したものです。

しかも、単に過去のデータ処理を行っているだけでなく、将来の未実現データを
取り扱うことが基本になっています。
すなわち、受注や発注といった従来の過去会計では扱うことのなかった勘定科目
も、「IF-将来会計」に、取り込んでいます。

結果として、将来を見通す財務諸表、見通し損益計算書や、見通し貸借対照表、
見通しキャッシュフロー計算書をボタン一発で手に取ることができるようになり
ました。
しかも、貸借対照表には、受注残や発注残を表示しています。
同様に、損益計算書にも、受注や発注が表示できるようになりました。

弊社での調査の限りにおきまして、こういった“将来会計”を実装しているシス
テムは日本には存在しない、と思っています。
多分、世界でも存在しないのではないでしょうか。
(なお、「IF-将来会計」は特許出願準備中です。)

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私達のコンピュータシステム開発の歴史では、多くの管理帳票が考えられてきま
した。

その中で、人類が考案した帳票の中で最も優れた物、二つをあげなさい、という
命題があった場合、誰しも、損益計算書と貸借対照表をあげるのではないでしょ
うか。

顧客別販売状況表、担当者別売上高、・・・・、山のような書類が作成されてき
ています。
山のように積まれた帳票のなかから、経営の状況を見抜いて、将来を計画するこ
とができるのでしょうか。

もちろん、詳細を知り、経営計画することは大切なことです。

しかし、もっと大切なことは、毎日の仕事の中で、まさに現時点の業績を瞬間的
に把握し、判断し、明日の活動を決定することではないでしょうか。

“日次決算”が、経営者と現場責任者、現場責任者と担当者とのリアルタイムの
生きた接触点となり、企業求心力の向上、人材育成、最終的に事業の発展に大き
く貢献していることは、今では常識になってきているのでご存知の方が多いと思
います。

“日次決算”は、毎日決算することに重点をおいているのではありません。
その日に受注がいくら積み上がったか、いくつ出荷できて売上に貢献できたか、
クレームはどうだったか、等、毎日の経営現象を把握できるようにすることが大
切といわれています。

「IF-見通す経営」は、まさに、この点に着目しています。

確かに、クレーム件数の把握は会計では扱いにくいものです。
(あえていえばやれないことではありませんが、会計で扱うのは少々やり過ぎで
しょう。)

夕方5時になると、それまでの受注、売上、発注、支払、といった、その日に
発生した企業活動現象が全て、会計元帳に反映され、かつ、当月末の見通し、
来月の見通し…といった形で、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算
書に出てくるのです。

○○管理表、○○資料といったようなものより、これら3表は、経営活動を端的
に表しています。

経営者も、販売担当者も、経理担当者も、経営企画者も皆が、単純な帳票で、
明日を決定することができるようになります。

すなわち、この3表で、経営の毎日をまわすことができるようになるのです。

「IF-見通す経営」は、ボタン1発の日次決算で、企業の経営判断を質的に向上
させ、社員を戦力化することを大きな目標にしているのです。

もちろん、業種や、企業様独自の管理帳票は、会計データとその関連情報を蓄積
している“IF-会計元帳”をもとに出力できます。
また、予算管理や投資シミュレーションにも活用できます。

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Innovation Family™ は、基幹業務のコアソリューションであり、お客様への適用
にあたっては、カストマイズすることが当然という立場をとっています。

すなわち、個々への適用にあたっては、コンサルティングのフェーズが入るもの
と考えています。
コンサルティングのフェーズで、詳細な要件定義を行います。

何故なら、個々の企業の力の源泉は、その企業のもつ固有のビジネスプロセスに
あると考えているからです。
それは、他社では真似することのできない、ビジネスプロセスであり、その要件
を定義することは極めて重要な作業であると考えています。
さらに、それを短期間に実装する必要があります。

弊社では、この意味で、経験豊富なコンサルタントを配置しております。
これは継続的に重要な課題であり、今後とも努力してまいります。

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◆ Innovation Family「IF-見通す経営」の資料を弊社HPにてご覧いただけます。
◆ 是非ご一読ください。

┣【資料 Innovation Family 「IF-見通す経営」パンフレット】
    ---> http://www.tojolab.com/t_page10_2010_mail_maga_files/tmsl_mg_no11_01.pdf



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【3】今後の重点取組--「IF-連結決算」
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企業の環境を見ますと、円高もあり、企業規模にかかわらず海外に出ていく(出
ていかざるを得ない)時代、企業統合、M&Aも活発な時代、企業経営に連結決
算が常識の時代になってます。
間もなく(と言っても2、3年先)要請されるIFRSは、連結決算のみ公開し
ます。

当然のことながら、連結決算のスピード・アップ化が要請されることとなります。
日本では、連結決算ということになりますと、おおむね、外部作業委託されてい
るものと思います。
この作業が行える委託先は、比較的少ないというのが実情でしょう。

弊社では、これも自社でボタン一発でできるようにする必要がある、と考えてお
ります。

IFRSの先進国である韓国では、ボタン一発連結がすでに実装されています。
ボタン1発の「IF-連結会計」の開発が、今後の課題だと思っております。



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2. 関連記事のご紹介
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 今回ご紹介した「見通す経営」で実装している機能は、サピエンスに搭載されて
 いる強力なエンジンにより、開発しています。
 以前当メルマガ第3号にて、ご紹介した開発の優位性サピエンスの記事がござい
 ますので、ぜひ一読ください。

-------> 【Topics】基幹業務開発のQCDに対するサピエンスによる開発の優位性
http://www.tojolab.com/t_page20_00_topics_sapi_01_00.html


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3. メールマガジン バックナンバーのお知らせ
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ホームページ上のメールマガジンのご案内ページには、バックナンバーを
ご覧いただけるようになっておりますので、こちらも併せてご利用いただければ
と存じます。


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メールマガジンのご案内
http://www.tojolab.com/t_page11_00_mail_magazine.html
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また、記事のリクエスト、ご質問その他、ご意見などございましたら、是非お聞
かせいただければと思っております。


-------> 弊社宛て問い合わせメールは、mailmg-toiawase@tojolab.com まで


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今回は、今年の総括と来年への課題を中心にお話させていただきました。

日本の東日本大地震だけでなく、中近東、EU、米国、中国、いづこも激しい
変動の2011年でしたが、2012年はどのような年になるか、やはり激動
の年が続きそうですが、なにごとが起ころうと、先を見る努力をしながら、
良いお年をお迎えくださいませ。

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(株)東條経営科学研究所 http://www.tojolab.com/
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本社:
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Tel:03-3708-7836 Fax:03-3708-7835
用賀事業所:
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E-Mail : mailmg-toiawase@tojolab.com
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